概要
電機連合群馬地方協議会は、1961年に前身である電機労連北関東地協より分離独立し、結成されました。現在加盟組合数31組合(小規模拠点含む)、約12,683名の組織となっております。
活動方針
私たちは、電機連合として確認された方針を基に電機産業の発展と勤労者の生活改善に向けて、その役割を担い、加盟労組の拠り所として頼りにされる産別運動を推進していきます。それぞれの組織の規模や運動に差はあっても、双方が互いを認め学びあうことができることや、チームワークのよさが群馬地協の強みです。新しい生活様式が進み、働く環境が変わる中で、強みをいかし、知恵を出し合いながら、地協の活動も柔軟に対応していきます。
Ⅰ.公正な労働環境の実現に向けて(生活の質的改善に向けて)
2025年総合労働条件改善闘争は、昨年を上回る賃金水準引き上げを実現することができました。しかし、回答引き出し基準を下回る加盟組織も一定程度あることは重く受け止める必要があります。今後は、日本の実質賃金向上と経済の好循環を確かなものにし、闘争の成果を最大限波及させるためには、いかにして電機連合統一闘争の強みを発揮していくことができるかが重要です。本部や関係団体と連携し群馬地協の強みを活かすことで加盟組織の労働条件の向上を図ります。
ジェンダー平等については、日本社会の課題として長期的な視点での継続的な活動が重要です。数値目標に拘ることを優先するのではなく、現実的なアプローチにより、ジェンダーに限らず個性を尊重し、多様な人材が活躍できる職場環境づくりをめざします。
Ⅱ.組織強化・拡大に向けて
群馬地協が今後も安定的に運動を継続していくためには、新たな領域に臆せず果敢に挑戦する「たくましさ」と変化への柔軟かつ迅速な対応が可能な「しなやかさ」をあわせ持つ組織となることが必要です。引き続き、加盟組織(縦)と群馬地協(横)がつながり合う強固な体制づくりに取り組みます。
この2年、群馬地協は組織拡大を実現できています。労働運動の持続的な発展に向けては、仲間づくりが不可欠です。今後も本部や上部団体と連携し組織拡大に取り組みます。
Ⅲ.公正な社会の実現に向けた社会運動について
一企業労使では解決が難しい、暮らしに関するさまざまな課題や、政策・制度課題については、引き続き各級議員や上部団体と連携し改善に取り組みます。政治に対する不信感が根強くある一方で、政治への関心や期待が高まりつつあると感じています。「政治活動の日常化」の取り組みを通して、政治が組合員一人ひとりにより身近な活動となるよう諦めずに取り組みを推進します。
私たちにとって政治は手段です。組合員のより良い生活を実現するためには、私たちの「声」を議会の場に届けることが「近道」と考えていますので、各級選挙においても、私たち「優良納税者」の代弁者を支援していきます。
社会貢献活動としては、節目となる戦後80年を迎え、連合の平和行動へ積極的に参加することで被爆国としての役割を果たしていくとともに、「今を戦前にしない」ため、平和の尊さを発信していきます。
Ⅳ.「連合群馬」・「福祉事業団体」との連携強化に向けて
私たちの働く地域・暮らす地域の課題解決に向けては、連合群馬および各地域協議会の活動に積極的に参画し、他産別と連携するとともに役員を派遣している主要産別として、主体的に連合運動に貢献していきます。また、群馬県労働者福祉協議会や中央労働金庫、こくみん共済coop、群馬トラベルセンターなどの福祉事業団体へも引き続き役員を派遣し、金融リテラシー向上による可処分所得の向上、共済制度の理解促進による無保障者を無くす取り組み、さらには組合員の余暇の充実に向け、スケールメリットを活かした取り組みを推進します。
活動紹介
- 2025年10月08日でんきぐんま No.146ぬりえコンテスト各賞発表!
- 2025年09月17日第59回定期大会(2025年9月13日)
- 2025年09月17日第59期役員体制
- 2025年08月28日でんきぐんま No.146を発行しました
- 2025年07月30日「2025青年女性のつどい」開催