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活動紹介

2016年08月05日

『電機連合@見える化通信』Vol.66「省エネで地球環境を守る」

『電機連合@見える化通信』Vol.66
「省エネで地球環境を守る」

電機連合の活動の中に
「産業政策・社会政策」の取り組みが
あることを知っていますか?

産業政策は電機産業や日本をより豊かに
発展させるため、社会政策は暮らしや生
活をより良くするための取り組みです。

私たちの周りには様々な問題があり、
その中には、個別企業労使の話し合い
だけでは対応しきれないものも多数存
在します。

電機連合は働く者の立場から、自らに
関係する課題について政策・提言をま
とめ、政府や省庁などと意見交換を行
い、政策実現を目指しています。

『電機連合@見える化通信』では、
何となく小難しくて見えづらい政策
課題について、その中身を少しずつ
ご紹介していきます。

地球の温暖化によって地球環境に変化
が起きています。
日本でも集中・ゲリラ豪雨や猛暑とい
った異常気象が多発し、生活に影響を
及ぼしています。
二酸化炭素など温室効果ガスの排出量
増加が原因であるといわれ、発電の多
くを火力に頼っている日本においては
効果的な対策が求められます。

その一つに「省エネ」があり、電機産
業が得意な分野です。

○気候変動枠組条約締結国会議(COP)
温室効果ガス削減に向けた取り組みは
世界が連携して取り組む必要があるた
め、国連の「気候変動枠組条約締結国
会議(COP)」において国際的な議論が
行われています。

2015年に行われたCOP21では、主要排出
国を含むすべての国が削減目標を5年
ごとに提出・更新することなどを合意
内容とする「パリ協定」が採択されました。

日本は温室効果ガス排出量を「2030年
度に2013年度比26.0%減」とする削減
目標をCOP21に先立ってて提出しています。

これを実現するために、2016年4月には
「エネルギー革新戦略」がまとめられ
ました。そこでは「徹底した省エネ」
「再エネの拡大」「新たなエネルギー
システムの構築」が掲げられ、今後進め
るべき施策が工程表で示されています。

○エネルギー革新戦略における
    「徹底した省エネ」の取り組み
「省エネ」に関しては、戦略でまとめら
れている3つのポイントの一つです。
省エネの施策例として、2020年までに
新築戸建て住宅の過半数を「ネット・
ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)」に
することが掲げられています。

ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)
とは、外皮の断熱性能等を向上させると
共に、高効率な設備システムの導入によっ
て室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネ
ルギーを実現した上で、太陽光発電など再
生可能エネルギーを導入することで年間の
一次エネルギー消費量の収支をゼロとする
ことを目指した住宅を指し、ここにはHEMS※1
を始めとした電機産業の技術が多く使われ
ています。

また、これまで産業部門に比べて取り組み
が十分でなかった家庭部門において機器
トップランナー制度※2の対象設備の拡充
や基準見直しによる効率の良い機器の導入
促進など、対策強化も盛り込まれました。

※1:家庭における電力の消費と発電・蓄電
  設備をリアルタイムで管理して節電を行
  うシステム。

※2:省エネ基準を現在商品化されている製品
  のうち最も優れている機器の性能以上に
  するという考え方。

●● 電機連合の主張 ●●
省エネルギー施策の支援を掲げ、各種の省エネ
機器の導入支援を求めています。
また、エネルギー使用の最適化の技術開発を進
め、既存住宅のゼロ・エネルギー化を目指すこ
とを求めています。

【茨城県で働く電機産業の代表 浅野さとし】
 ○フェイスブック
  https://www.facebook.com/satoshi.asano.564
 ○公式ホームページ
  https://www.asanosatoshi.com/#page1
 ○ツイッター
  https://twitter.com/asano__satoshi

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